令和7年(2025年)は、先の大東亜戦争終結から80年を迎えます。戦後生まれの方が80歳に到達します。戦争終結から80年さかのぼると日本は江戸時代。まさに幕末期(明治は1868年から)です。江戸時代は265年続いたわけで、なんとも日本の歴史に不思議な感覚にとらわれます。
明治から令和までの167年間は、それまでの日本の歴史と比較すると目まぐるしいスピードで世の中が変わってきたのだろうと想像します。交通、経済、環境、生活、食事等々あらゆるものが技術革新や発見により見違える社会になったのだろうと思います。
先の戦争は世の中を一変させ、多くの犠牲を伴い、日本国民全体が打ちひしがれたことだと思います。二度と戦争をしてはならない。国民を犠牲にしない。そして新たな日本は、どこよりも平和で豊かで長寿の国を目指し、今の日本があります。この国は先人の犠牲と努力、今に生きる人の努力により、平和で豊かで長寿の国になりました。これは歴史を振り返るまでもなく日本を誇りに思える事実です。
日本は、新たな課題に直面しています。人口減少、少子高齢化、多様化する社会、環境問題等々。これまで目指してきた社会の達成によって生まれた問題です。これからは、今まで通りにいかない社会になろうとしています。人生観や生活習慣を変えることが求められるのかもしれません。しかし、平和で豊かで長寿な国というものは未来永劫そうであってほしいと願います。誰一人困らない国を目指してこの国はあり続ける必要があります。
戦後80年。英霊にこたえる議員連盟会長として、恒久平和を願い、戦没者の方々に慰霊を行っていきたいと思います。